特攻隊の記憶に思い馳せ─、平和の尊さ学ぶコミック発刊

社会・行政

「空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会」が発刊した「空がつなぐまちとひとの物語」

 旧海軍飛行場ゆかりの4市(姫路・加西・宇佐・鹿屋)でつくる「空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会」(事務局は加西市)が、戦争の惨禍や特別攻撃隊の事実を学ぶ漫画本「空がつなぐまちとひとの物語」を発刊した。
 女子高生が特攻隊員となった若者の幻と出会い、空がつなぐ各市を巡りながら平和の尊さに気付いていく物語。太平洋戦争が終わって75年以上が経ち、語り部も少なくなっていることから、子どもたちの平和学習に活用してもらおうと企画。制作は「紫電改のマキ」「ガールズ&パンツァー」などミリタリー作品を多く手掛ける漫画家・野上武志さんが担当した。
 A5判、60ページ。1万3千部を刷り、このほど4市の小学高学年と中高生、図書館、公民館に配布した。

関連記事

おすすめ記事

ランキング

  1. 1

    【姫路市】令和5年 姫路市長選挙 開票速報(23時10分現在)開票率15.62%

  2. 2

    【姫路市】門前商店街「三十軒長屋」も魅力満載、平成中村座の姫路城公演

  3. 3

    たつの市 大規模商業施設に期待 山陽道龍野IC周辺、竹中土木で区画整理

新着記事

  1. 【姫路市】兵庫の私立小・中・高ならではの魅力を体感 アクリエで進学説明会

  2. 【今こそ人間学vol.8】 偽・私・放・奢を国の重患と為す

  3. 【西播磨】夏休みの自由研究にもおすすめ 工作体験会や金出地ダムを巡る「姫新線でGO!」参加者募集中

TOP