聖徳太子の遠忌記念でミュージカル 出演者が太子町で熱演誓う

聖徳太子を演じる桜花昇ぼるさん(左)と蘇我馬子役の鳴海じゅんさん(右)

 聖徳太子の没後1400年という節目を記念して制作されたミュージカル「和を以て貴しとなす─幻説 聖徳太子─」が6月11、12日、兵庫県揖保郡太子町のあすかホールで上演される。
 「和を以て─」は今年1月に大阪市の近鉄アート館で初演され、同町では初公演となる。
 6世紀末から7世紀の古代日本が舞台。十七条憲法による国政改革や仏教受容の推進、遣隋使による大陸との交流など、古代日本の発展に大きく貢献した太子とその息子・山背大兄王の2代にわたる愛と悲劇を、ゴスペルや和楽器など異なるジャンルをミックスさせて壮大に描く。
 今回の公演では劇中に同町と太子にまつわるエピソードを取り入れるため、太子親子の2役を演じる元OSK日本歌劇団トップスター・桜花昇ぼるさん、蘇我馬子役の元宝塚歌劇団・鳴海じゅんさん、脚本・演出家の北林佐和子さん、監修を務める北川央さんら4人が同町を視察。太子とのゆかりを伝える斑鳩寺(同町鵤)や町立歴史資料館などを訪問した。
 斑鳩寺では、聖徳太子が経典について講義をしている様子を描いた「聖徳太子勝鬘経講讃図」や16歳時の姿をかたどった「聖徳太子孝養像」などについて大谷康文住職から説明を受け、一行はその美しさにため息を漏らしていた。
 桜花さんは太子と縁深い奈良県斑鳩町出身。「太子町を初めて訪れたが、太子様が導いてくれたと思う。太子像は美しく、動けなくなるほどのエネルギーを感じた。この町の魅力を発信できるようさらに勉強し、美しくドラマティックに演じたい」と意気込みを話していた。 公演は11日(14時~、18時~)、12日(11時~、15時~)。全席指定1千円。同ホール℡079・277・2300。

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