第10回 武蔵を巡る群像③ 沢庵和尚

天正元年(一五七三)但馬国出石の生まれ。三十七歳で京都大徳寺の往持になったことで知られる。寛永五年(一六二八)、大徳寺が法度違反の責めを問われた際、江戸幕府に抗議した「紫衣事件」で出羽上ノ山に流されたが、後に許されて出石宗鏡寺を再興した。
将軍家光はじめ、将軍家兵法指南役柳生但馬守宗矩ら諸大名で沢庵の教えを乞うものも多かった。
詩文・書画をよくし、豊かな教養を身につけた枯淡の禅僧として知られた。実在の人物ではあるが、吉川「武蔵」にあるような関わりはないというのが定説。〈おわり〉

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