第3回 十三歳で初決闘

播磨人武蔵ゆえに、ゆかりの史跡が播磨にはたくさんあります。武蔵は剣の鬼の一面を、すでに少年のころから持っていたようです。十三歳のとき新当流の武芸者、有馬喜兵衛を倒しました。武蔵初めての決闘と勝利です。
このことは「二天記」「春山碑文」など、あらゆる彼の小伝に書かれていますが、どこで、どういう風にといった詳細はわかっていません。が、佐用郡佐用町平福に「宮本武蔵決闘の地」の石碑があります。
平福は「宮本武蔵」の母、於政が再婚して移り住んだと伝えられるところです。
新当流の達人、有馬喜兵衛の金看板に泥をぬったというので、「子供といえども容赦ならぬ」と喜兵衛が怒ったところ、ならば立ち合おうと武蔵が出て行き、一撃のもとに打ち倒した、というのが佐用町に伝わる話です。
そこは町はずれにある熊見川(佐用川)河原だったといいます。今、川の西岸に建つ碑の近くには六地蔵が立っています。
これ以来、武蔵の放浪が始まったと伝えられます。〈つづく〉

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