【姫路市】城郭の石垣を研究 姫路で全国大会

文化・歴史

 全国の城郭や城跡などの石垣整備を議論する「全国城跡等石垣整備調査研究会」が来年1月25、26の2日間、イーグレひめじ・あいめっせホール(姫路市本町)で開かれる。
 今年は同研究会20年の節目。同市での開催は2004年の第1回、13年の第10回に続き3回目で、姫路城世界遺産30周年記念事業の一環で誘致した。
 「文化財石垣修理20年の蓄積と今後の展望」をテーマに、直近10年間で浮上した課題の整理と解決策について、全国の石垣整備担当者や研究者、技術者らが一堂に会して意見を交わす。
 1日目(13時~16時)は本中眞・奈良文化財研究所所長の基調講演と姫路市からの姫路城跡の石垣保存修理に関する報告。
 2日目(9時半~16時40分)は盛岡城跡(盛岡市)や利神城跡(佐用町)に関する報告や文化庁からの文化財石垣耐震診断指針に関する発表、「文化財石垣保存修理20年の歩み─調査の課題と技術の継承」と題したパネルディスカッションなど。
 聴講無料。定員80人で2日間とも参加できる人が対象(応募者多数時は抽選)。往復ハガキに郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を記載し、城郭研究室「全国城跡」係(〒670-0012姫路市本町68-258)に郵送か、同研究室HPから12月22日までに申し込む。

関連記事

おすすめ記事

ランキング

  1. 1

    【姫路市】令和5年 姫路市長選挙 開票速報(23時10分現在)開票率15.62%

  2. 2

    【姫路市】門前商店街「三十軒長屋」も魅力満載、平成中村座の姫路城公演

  3. 3

    【播磨】播州路 秋祭り特集2023

新着記事

  1. 姫路市立美術館「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」の庭園アート、霧の彫刻が最終章へ

  2. 【宍粟市】山崎町の大歳神社で「千年藤」がまもなく見ごろ 5月6日まで藤まつり開催

  3. 【姫路市】姫路城でトランペット演奏  1千人にスケールアップ して参加者受付中

TOP