【姫路市】相乗り抑止に効果絶大、一般道から進入禁止の姫路サービスエリア

社会・行政

 目的外の長時間駐車(4時間以上)を防ぐため、今年9月に一般道からの車両進入を禁止した姫路バイパス「姫路サービスエリア(SA)」で、迷惑駐車が大きく減ってきたことがわかった。管理者の国土交通省姫路河川国道事務所が発表した。
 通行無料のバイパス出入口ランプ(姫路市広畑区西蒲田)に併設されたSA。以前は一般道からの乗り入れが可能だったため、ここで待ち合わせて1台に相乗りしていく行為や長時間置きっ放しにする行為が横行し、本来の使用目的でSAに入ってきた車両が停められないケースが多発していた。
 同事務所の発表によると、進入禁止措置から3カ月が経った12月11日の調査では、昨年の同時期と比べて、長時間駐車の台数が61台から37台に減少。そのうち相乗り行為も40台から1台に大幅減少したという。
 利用者に感想を聞くと、9割が「利用しやすくなった」と回答。「昼どきに駐車でき、ありがたい」「乗用車が大型車の駐車スペースに置かなくなったので助かる」との反応が返ってきた。
 ただ、好意的な意見の一方では「大型車が増え、乗用車スペース2台分を使う状況が見られるようになった」との戸惑いの声も。
 同事務所は、「引き続き適切な利用に向けて、啓発活動など対策を実施していく」としている。

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