「地元で新ビジネスを興そう」 宍粟市が民間と取り組み

社会・行政

宍粟市が取り組んでいるローカルビジネス創出プログラム「100DIVE」の事業構想発表会

 兵庫県宍粟市が地元課題の解決、とりわけ定住人口・交流人口でもない関係人口(地域と多様に関わる人々)の増をもたらす新たなビジネスモデルづくりに取り組んでいる。
 昨年11月に同市の「営業部」としてシティプロモーション活動を受託した民間コンサルティング会社さとゆめ(東京都)と、次世代のリーダー育成に取り組む一般社団法人ALIVE(同)が提供するローカルビジネス創出プログラム「100DIVE」のカリキュラムを活用したもの。豊かな自然環境を活かしたワーケーションや健康増進をテーマに、年2千万円規模を売り上げる企業向けサービスを開発し、事業を永続的に推進できる体制の構築を目指す。
 すでに全国公募で集まった熱意ある有志と地元住民らで3つのチームを立ち上げ、市内でフィールドワークを実践しながらの事業プランニングが始まっている。 このほど1回目の事業構想発表会を実施した。
 各チームからは▽エリア全体を一つのホテルと見立てた分散型ホテル化▽地酒を試飲できるキッチンカーのイベント出店▽フィルムコミッションによるロケーションPR▽ログハウス風サウナでの集客▽密を回避する森林ウエディングと記念植樹─といったアイデアが次々と出された。
 まだまだ荒削りな内容だったため、審査員らの反応は概ね辛口だったが、福元晶三市長は「これからの期待が膨らむ良い内容だった。我々も失敗が多々あるので、それも参考にしてもらいたい」と激励していた。 6月末に最終発表会を開き、計画が採用されると、発案チームがさとゆめのサポートで事業化を目指していくことになる。

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