加古川市周辺の靴下メーカー12社が集い、11月9日10時~17時、JR加古川駅前のプラザホテルで「靴下まつり」を開催する。今年で27回目。ムレにくくズリ落ちない、保温効果も抜群という国産ならではの質の高さが好評で、主婦を中心に毎回大勢が押し寄せる人気行事。兵庫県靴下工業組合と加古川商工会議所女性会が主催する。
同市内での靴下製造は、明治中期に農家の副業として手掛けられるようになり、大正から昭和にかけ工場の設置や技術革新などで生産規模を拡大していった。現在、兵庫県は東京、奈良と並ぶ三大靴下産地の一つとして知られているが、大半が同市周辺で製造されているという。
当日は、子ども用から大人用靴下、下着類を直売価格で販売するほか、チャリティバザーや喫茶コーナー(前売券150円、当日券200円)などを設置。15時からは当日使用できる金券や景品が当たる空くじなしの大抽選会(抽選券は14時から先着順に配布)もある。喫茶コーナーの収益金やバザーの売上金は社会福祉団体などに全額寄付する。
入場無料。喫茶前売券は同商議所窓口で販売中。事務局(電話079-424-3355)