新型コロナ流行前まで4月に開かれていた「西播磨フロンティア祭」(西播磨県民局主催)が10月21日、世界最先端の研究施設が集積する上郡町光都の播磨科学公園都市芝生広場で開催される。コロナ禍を経て4年振り。毎回1万5千〜2万人が来場する。今回は2025年の大阪・関西万博に向けて地域の魅力を発信しようと、サブタイトルを「近未来の体験ワールド」とし、内容もグレードアップしてさらに多くの来場を呼びかけている。
目玉は次世代科学技術の展示・体験。未来の移動手段「空飛ぶクルマ」をバーチャル・リアリティで飛行体験できるほか、インストラクターのサポート付きでトイ・ドローンの操縦体験(1回500円)、水素自動車の展示、放射光施設spring-8とSACLAの見学会、県立大学理学部による科学教室、兵庫県立西はりま天文台による天体観測、高校生によるロボット展示・実演などがある。
また、塩作りワークショップや手作り甲冑着付け体験、手漉き和紙紙漉き体験など、万博に向けて磨き上げ真っ最中の「ひょうごフィールドパビリオン」を先取り体験できるコーナーも。
10時にたつの市立神岡小金管バンドクラブの演奏で開会、フードセレクション2023の表彰式や市町ゆるキャラステージ、ラグビー・コベルコ神戸スティーラーズとの交流ステージ、よさこい踊り、龍野北高生のダンスなどが続く。地元飲食店や農家などが出店するフードマーケットやキッチンカーも登場する。
問い合わせは県民局地域づくり課(電話0791-58-2132)。