女子サッカーのまち播磨・姫路


ASハリマアルビオンの選手たち

ASハリマアルビオンは姫路をホームに活躍する女子サッカーチームである。
全国レベルの強豪、日ノ本短大女子サッカー部の選手を中心にして2012年に誕生し、現在はなでしこリーグの一部に所属している。

チームの最大の特徴は、トップチームからU23、U18、U15、U12、キッズと幅広い年齢層の下部組織が揃い、さらに、それらが全て全国トップレベルを維持している点である。
チームは、この恵まれた環境を生かしながらサッカーを通じた子どもたちの教育活動を実践しているところだ。

プロのチームではないため、選手は地元企業で働きながらサッカーを続けなければならない。
他チームと比べ練習量でハンディはあるが、その分、補って余りある職場の皆さんの応援がある。
ありがたいことに選手生活を終えた後も同じ職場で働き続けることが可能なため、引退してそのまま姫路に残って結婚し、出産、定住に至ったケースも数例出てきている。
また稀なケースではあるが、「小学生から強いチームに入れたい」と他県から姫路に移住してきた家族があるということも聞いている。
手前味噌ながら、地道だが着実に地域の活性化に貢献していると言えよう。

チームは姫路市や教育委員会、商工会議所、経営者協会、医師会など地元各界からも支援、協力を得ることができている。
その理由は、ただ試合に勝つというだけではなく、幅広い社会貢献を主眼としているからであり、それを原動力にして地域と共に育む「共育」こそが、ASハリマアルビオンという組織の目的なのである。

女子サッカーに関してこのように官民挙げて活動を展開している例は全国的にも非常に珍しい。
まさに播磨・姫路は〝女子サッカーのまち〟と呼ぶにふさわしい地域だと思う。

今後、トップチームの一部リーグ上位入りを目指すとともに、各界との連携をさらに深めながら播磨・姫路のユニークな取り組みを全国にアピールしていこうと考えている。
(文・ASハリマアルビオン取締役 村瀬利浩)

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