祝、アルビオンが3位の大躍進!

3位でのシーズン終了を清元秀泰市長に報告する選手たち

 姫路市が本拠地の女子サッカーチーム「ASハリマアルビオン」が、なでしこ1部リーグで第3位の成績を収めた。昨季から1部に昇格し、2年目での大躍進だ。
 今季は、果敢に攻めていたものの、あと一歩のところで涙を飲む苦戦が開幕から続いた。しかし、4敗3分で迎えた第8節に2トップの活躍で勝利を呼び寄せてからは勝利の女神も味方するようになり、最後は怒濤の9連勝でシーズンを終えた。
 好調に転じた理由を〝リンリン〟こと名物社長岸田直美さんに聞くと、「小野鈴香監督に肩の力を抜くようにアドバイスした私のおかげ」と冗談交じりに答えてくれた。「A級ライセンスを取得して今年から初めてトップチームを率いることになった指揮官の力みが選手に伝わっていたのでは」との分析だった。40歳と若く、選手には頼れるお姉さんのような存在でもある小野監督だからこそ、社長からの一言でチームが一気に団結したようだ。
 スタッフ全員が正社員であり、さらに親会社の存在しない独立運営であることが他のチームにはない強みのアルビオンは、スポンサーからの支援も多種多様で、お米や高級食パン、素麺、即席ラーメン、サプリメントといった地元の名産品を生産者が定期的に提供している点もユニーク。しかも、それが肉体的にも精神的にも選手のエネルギーの源になっている。
 今では名物となったハーフタイムアトラクションを始めたのも岸田社長だし、広報誌の域を遥かに超えた「蹴女図鑑」、サポーターからの支援金で選手が食べたいものを購入できる「補食募金」もアルビオン以外には例を見ない。
 シーズン後のリーグ表彰ではキャプテンの千葉園子選手が得点王、ベストイレブン、敢闘賞の3賞を受賞するという偉業を達成した。地域やサポーターの支援を受けて全国レベルで活躍する彼女たちが来シーズン、さらに上位を目指して活躍することを大いに期待したい。

関連記事

おすすめ記事

ランキング

  1. 1

    金魚すくいで盛り上がろう! 姫路で選手権を初開催

  2. 2

    姫路東消防署を新築移転 アクリエ北で4年後に稼働

  3. 3

    作家の林真理子さん 兵庫県佐用町で講演会

新着記事

  1. 姫路文連の文化賞に郷土史家・難波さんと日本画家・山﨑さん

  2. フードドライブと空プラケース回収 姫信がSDGs活動

  3. 姉妹城のあるウェールズを応援しよう! アクリエひめじでW杯パブリックビューイング

TOP