童謡の里・たつの市で生まれた童謡が世代を超えて広く愛され、歌い継がれることを願って、「たつので生まれた童謡 歌唱コンクール」が来年2月1日、赤とんぼ文化ホールで催される。
童謡「赤とんぼ」の作詩者・三木露風の生誕地である同市は、毎年「三木露風賞 新しい童謡コンクール」で童謡の創作詩を公募しており、これまでに109曲の童謡を発表するなど童謡の振興事業に力を入れている。この歌唱コンクールは、参加者それぞれが同市で生まれた童謡の中から課題曲を選択し、歌唱力を競い合うもので、今年で8回目。
募集は個人部門(個人または4人以下のグループでの斉唱に限る)と合唱部門(5人以上のグループで混声、同声いずれも可)の2部門。個人は兵庫県内の在住・在勤・在学者で年齢不問、合唱は同県を拠点に活動するグループで、伴奏楽器はピアノ(応募時はアカペラでも可)であることが条件。参加申込書と、課題曲(音源と楽譜はhttps://www.tatsuno-cityhall.jp/abh/で確認)を選んだ上で歌唱楽曲を録音した音声データを添えてメール(doyonosato@tatsuno-cityhall.jp)か、同ホール事務所あて持参または郵送(〒679-4167同市龍野町富永)で申し込む。9月30日締め切り。
参加料は1曲につき1,000円(指揮者と伴奏者を除く参加者全員が高校生以下の場合は無料)。音声データをもとに11月下旬頃に第1次審査通過者を発表し、来年2月1日に最終審査を行う。両部門とも最優秀賞に賞金5万円、優秀賞に3万円、優良賞に1万円、特別賞に特産品を贈る。
また同市は、自身で録音するのが難しい人を対象に録音会も9月23日に開催する。13日までに同文化ホール事務所に電話するか、窓口で申し込む。先着20人で参加無料。問い合わせは同文化ホール(電話0791-63-1888)。<2025/09/05>