姫路市立美術館「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」の庭園アート、霧の彫刻が最終章へ

文化・歴史

 “霧のアーティスト”として世界に知られる中谷芙二子氏が、姫路市立美術館の「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」で展開している庭園アートの最終章が4月27日から始まった。
 2022年から3カ年計画で取り組んできた霧の彫刻プロジェクト。初年度には「身体との対話」をテーマに《白鷺が飛ぶ》が制作され、2年目には「風景を聴く」をテーマに《白い風景─原初の地球》を披露した。
 最終年のテーマは「体・音・光」で、この日はプロローグとして《白い風景─原初の地球》を再構成した作品で幕開け。会期後半には、アーティストグループ「ダムタイプ」の創設メンバー高谷史郎氏が加わり、2人のコラボレーションによって作品の姿が変貌していくという。
 同館前庭で12月1日まで。10時〜17時(秋季の金・土曜は20時まで)、入園無料、月曜休園(祝日・休日を除く)。

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