城郭文化の振興・発展と、お城ファンの交流を目的に2016年から毎年開催され、日本最大級を誇るお城イベントのスペシャルバージョン「特別版 お城EXPO in 姫路」が、9月16日から姫路市のアクリエひめじで始まった。
姫路城が迎えた世界遺産登録30周年の記念事業。オープニングは、姫路市をはじめ松本市、犬山市、彦根市、松江市の市長が城郭考古学者・千田嘉博氏の軽妙な進行で意見交換した「国宝五城サミット」。
各市長は、それぞれのお城にまつわる感動ストーリーやトリビア、継承への取り組みをユーモアを交えながら発表。今後、五城の連携でさらに魅力を高めていくことを確認し合い、最後は姫路城甲冑隊の音頭で勝ち鬨を上げて会場を沸かせた。
EXPOは18日までの3日間。お城を有する全国の自治体やお城グッズを販売する企業・団体のブース展示、戦国武将の大甲冑展、城郭研究のスペシャリストたちによるトークショーなどが展示場や中ホール、ホール正面広場で繰り広げられる。
当日入城券は一般1,700円、小・中学生800円、別途チケットが必要な厳選プログラムあり。