年間乗車人員300万人以上の維持と沿線地域の活性化を目的に、JR姫新線をPRする様々な取組が展開される。
3月を「マイレール月間」と銘打ち、期間中に乗車した人には龍野北高の生徒がデザインしたステッカーやクリアファイルなどノベルティグッズを配布するほか、地元小中高生が描いた姫新線のポスターで中吊り広告を作り、19〜25日に同線姫路〜上月駅間で全車両に掲示、通学で利用の多い佐用高校とJR西日本が乗車マナーやルールを解説する講演会(4日に予定)も開く。同高生徒会は23日、佐用駅周辺の清掃活動も実施する。
また、播磨新宮駅前の新宮宮内遺跡(同市新宮町新宮)では市民団体が「しんぐうふるさとフェスタ」を8日に開催。同市制20周年も記念し、ダンスや音楽ライブなどのステージのほか、火おこしやラジコンボート操船の体験コーナー、子どもたちに人気のふわふわ遊具や段ボール迷路といったアトラクションを充実させ、同線に乗っての来場を呼びかけている。
さらに平福駅周辺では3月14日、国史跡「利神城跡」(佐用町平福)とその麓にある宿場町・平福の町並みを巡るガイドツアーが催される。
利神城は1349年(貞和5)、赤松一族の別所敦範(あつのり)が利神山頂に城を築いたことが始まりと伝わる。関ケ原の戦いの後、池田輝政の甥・由之が2万2千石で領主となって大改修した。この時の天守があたかも雲を突くような威容だったことから「雲突城」と呼ばれたという。
また、平福の町並みは因幡街道の宿場町として栄えた名残をとどめており、観光シーズンには利神山の風景と併せて散策を楽しむハイカーが多く訪れる。城跡は2017年に国の史跡に指定されたが、長年の風雨で石垣崩落など危険箇所が増えたため、今はガイド同行のツアーでしか入れなくなっている。同町はこの貴重な史跡を適切に保全管理して後世に伝え、地域振興に役立てるため、安全対策と活用方法をまとめた計画の策定に取り組んでいるところ。
当日は9時半にJR佐用駅前で集合し、貸切バスで移動。片道約2時間かけて登山し、14時半に下山した後、平福を散策する。解散は佐用駅前で16時15分頃の予定。

雲海に浮かぶ利神城跡
対象はJR姫新線に乗車して参加できる人(佐用駅はICOCA使用不可)で、定員20人(応募者多数時は抽選)。参加費はお弁当付きで1千円(当日に集金)。3月6日13時までにインターネット(https://forms.office.com/r/Vvb3UukMJT)から申し込む。問い合わせは西播磨県民局総務防災課(電話0791-58-2112)。<2026/02/26>





