全国各地の蔵が仕込みを始める10月1日「日本酒の日」にちなみ、「全国酒まつり」が今年も9月23日、姫路市神屋町のアクリエひめじ展示場で催される。播磨広域連携協議会とはりま酒文化ツーリズム協議会(事務局はいずれも姫路市)、姫路酒造協同組合などの主催。
播磨21蔵のほか、県外約50蔵からも酒米の王様「兵庫県産山田錦」で醸した選りすぐりの日本酒約100種類が集結。
会場で現金1,000円以上を寄付すると軍師官兵衛が愛用した合子形兜(ごうすなりかぶと)を模した「官兵衛盃」と5枚綴りのチケットが渡されるので、そのチケットを日本酒や酒肴と交換して飲み比べを楽しむシステム。チケット3枚で純米大吟醸酒か大吟醸酒、2枚で純米吟醸酒か吟醸酒、1枚で本醸造酒などと交換でき、チケットが無くなればさらに500円以上の寄付で5枚綴りを追加でもらえる。集まった寄付金は必要経費を除き、災害復興支援などで寄付するという。
当日は15時開会で、日本酒と日本文化を世界に発信する2025 Miss SAKE 兵庫の橋本渚沙さんも来場。15時半からオリジナルデザインの「ミニこも樽絵付け体験」(参加無料、定員20人)、16時から国税局の鑑定官が日本酒の知識や楽しみ方を講話する「きき酒講習会」や日本酒の種類を当てる「きき酒大会」(同)、があり、18時から鏡開きや一斉乾杯の「乾杯セレモニー」を行って会場全体で盛り上がる。「ミニこも樽絵付け体験」と「きき酒大会」は同市ホームページ(https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000024624.html)で事前受け付けしているが、間もなく定員に達する見込み。
閉会は19時予定だが、酒が無くなった次点で終了となるので早めに会場入りしよう。