お城と地域への愛着を育み、貴重な文化財を守り伝えていく機運の醸成を目指し、市民に大天守の床を雑巾がけしてもらう奉仕行事が8月23日、姫路城で開催される。国宝五城(ほかに松江城・彦根城・犬山城・松本城)との合同で、昨年に続いて2回目。
もとは松本城が古くから定期的に単独実施しており、2023年には世界遺産登録を目指す活動の一環で犬山、松江城と初めて同時実施した。これを同年9月に姫路市内で開催された五城サミットで紹介したところ清元秀泰姫路市長が賛同し、2024年に初めて五城揃い踏みで実現した。
姫路城では定員を親子30組60人と、昨年の3倍に増やし、朝7時半から大天守1階の床板を乾拭きする。1時間前に集合し、終了は8時前の予定。
対象は小学生とその保護者のペア。参加無料で、軍手と雑巾は市が用意する。申込フォーム(https://lgpos.task-asp.net/cu/282014/ea/residents/procedures/apply/18a5956d-5d29-46d3-a30d-1d5486398ecb/start)から7月25日までに申し込む。希望者が多数の場合は抽選して決める。<2025/07/08>