中播磨県民センター主催の絵画コンクール「小学生の夏 みんなの『川・道・港・まち』」の入選作品が決定し、12月27日、姫路総合庁舎(姫路市北条)で、入賞した18人が表彰された。
身近な社会基盤整備について子どもたちにも興味をもってもらおうと、同センター管内(姫路市、神河町、市川町、福崎町)にある河川、砂防、道路施設などを描いてもらうコンクール。2013年度から毎年実施しており、今年で11回目。
今年度は地元小学校56校から543点の応募があり、「1・2年生の部」「3・4年生の部」「5・6年生の部」の各部で金賞1作品(中播磨県民センター長賞)、銀賞2作品(姫路土木事務所長賞、姫路港管理事務所長賞)、銅賞3作品(まちづくり参事賞、福崎事業所長賞、アカウンタビリティー向上推進チーム賞)などが選ばれた。
金賞に輝いたのは、横山湊さん(余部小2)の「みんな大好きなぎさ公園」、横田昂士さん(前之庄小3)の「暮らしを守る鋼製格子砂防ダム」、下石純大さん(安室東小5)の「城見台公園前スクランブル」。子どもたちは緊張した面持ちで法田尚己センター長から表彰状を受け取った。
法田センター長は「力作揃いで選ぶのに苦労した。楽しい思い出を題材に、来年も是非応募してほしい。6年生は下級生にアドバイスしてもらえたら嬉しい」と話していた。
佳作を含む入賞作48点は、1月31日まで同ホールで展示している(9時〜17時、開庁日のみ)。子どもらしい大胆な視点で伸び伸び描かれた作品を是非鑑賞して欲しい。