ゆく年くる年 姫路市内の初詣・新春イベント

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迎春準備を進める播磨国総社(姫路市総社本町)

 新型コロナの世界的流行で自粛ムードだった年末年始のイベントも、ウィズコロナで以前の賑わいが戻りつつある。無事に今年が終わることに感謝し、2023年の開運を祈る人へ、姫路市内の初詣の名所と主なイベントを紹介─。

【初 詣】
❖播磨国総社(姫路市総社本町)31日16時から師走大祓式と輪ぬけ神事。元旦9時から歳旦祭、3日8時半から元始祭。正月三が日は新春特別祈祷を行い、参道には約40の露店が軒を連ねる。また、14日から16日は初ゑびす祭。15日11時からは3年振りの宝恵駕籠行列が登場、福娘が駕籠に揺られながら商店街などを回り、福を届ける。境内ではハズレくじなしの福引(1枚500円)やとんども行われる。

❖圓教寺(同市書写)31日23時50分から「慈悲の鐘」で除夜の鐘撞き。年が明けた0時からは、摩尼殿で大樹玄承新長吏が新年への希望を込めて漢字一文字を揮毫する「新春夢の書」。また、殿内不動尊前では新春祈願護摩供も(1日0時~と14時~、2・3日10時~と14時~)。拝観志納金中学生以上500円、小学生300円、未就学児無料。
 大晦日の書写山ロープウェイは上りが21~24時、下りは21~26時まで運行、元日は上下とも5時半から17時まで。往復運賃大人1千円、小人500円。新しい展望デッキ「ミオロッソ書写」からご来光を仰ぐことができる。

❖魚吹八幡神社(同市網干区宮内)元旦0時から新年太鼓の合図で歳旦祭。新年の鐘を撞いた先着108人に開運の破魔矢を配布する。小学生たちが棒で板を豪快に突き割る伝統の「千本突き」や、ユニバーサルスタジオジャパンのペア招待券など豪華賞品が当たる福みくじも。  

❖弥勒寺(同市夢前町寺)31日23時45分から除夜の鐘を撞いた先着108人に干支の塗り箸をプレゼント。3日まで元三大師御影、不動明王、国重要文化財の本堂と本尊・弥勒三尊を一般公開するほか、新春特別祈祷や自転車やテレビなど豪華賞品が当たるハズレなしの福引も行われる。

❖安志加茂神社(同市安富町安志)安志稲荷神社としても親しまれるが、もとは京都上賀茂神社の荘園鎮守として建立された由緒ある神社。元旦0時から太鼓の合図で歳旦祭。地元農家が育てた稲穂1反分を使って1977年から作り続けられている特大の干支(卯)飾りが参拝者を出迎え、参道には約50の露店が軒を連ねる。境内には本物の衣装をまとった地元出身演歌歌手、丘みどりさんの案山子の展示も。

【催 事】  
❖姫路城(姫路市本町)12月29、30日は休城日。元日から通常どおり有料で公開する。開城時間は9時~17時まで(入城は16時まで)。混雑緩和のため、2023年以降三が日の新春プレゼントは実施しない。登閣口には15日までジャンボ門松を設置する。

❖好古園(同)29、30日は休園。31日から1月中旬頃まで門松や盛り花を展示。元日9時から入園者先着500人に「好古園暦」を進呈。

❖姫路市立動物園(同)29日〜元日は休園。2、3日は各日9時から先着500人に干支の記念品を進呈(5歳未満を除く)。  

❖手柄山温室植物園(同市手柄)29日〜元日は休園。2、3日各日9時から先着100人にプリムラの苗を進呈。

❖姫路市消防出初式(姫路城三の丸広場)8日9時半から11時50分まで。式典の後、消防音楽隊の演奏会のほか、はしご乗りやレスキュー演技、一斉放水などで日頃の訓練成果を披露する。

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