サイクリングで宍粟の大自然を満喫 路線バス活用の新コンテンツ

経済・企業

自転車を運ぶサイクル・ラックバス

 神姫バスグループ「ウエスト神姫」(相生市、今村佳央社長)と宍粟市、同市の観光推進組織「しそう森林王国観光協会」の3者が連携し、路線バスを活用した「宍粟市ぶらっと自転車下り」を始めた。
 観光協会が、電動アシスト付きマウンテンバイクを活用した新しい観光コンテンツを模索していたところ、過疎化やコロナ禍による乗客減が課題となっている同社がサイクルツーリズムを提案、宍粟市も運営面で資金援助することになり、体験型観光として実施することになった。
 同グループでバスを使ったサイクルツーリズムは、神河町での越知川名水街道下りに続く2例目。
「ぶらっと─」は、9時15分(土日祝は9時)に神姫バス山崎営業所(同市山崎町)で集合し、路線バスに自転車を積んで出発。同市一宮町の宮の元バス停で10時40分頃に降車後、自転車で出発地の山崎営業所まで帰ってくるというもの。
 所要時間は3~4時間。大自然溢れる約25㌔の行程には、伊和神社や道の駅、温泉などの立ち寄りスポットのほか、地元で人気の喫茶店やケーキ店などグルメスポットも点在。迷わずサイクリングが楽しめるように、要所要所に案内板を設置しているほか、手持ちマップも用意されている。
 同社担当者は「揖保川の澄み切った清流に癒やされてほしい」と話す。
 要事前予約。参加料は大人2千円、小学生以下1500円で、バス代、保険代、レンタサイクル代が含まれる。自転車持ち込みの場合は300円引き。実施期間は11月末まで。問い合わせは山崎営業所(℡0790・62・1720)。

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