【たつの市】三世代同居の住宅改修に補助── 定住促進へ、たつの市が新制度

社会・行政

 家族が支え合って子育てし、安心して暮らせる居住環境を整備していくことで市内への移住・定住者を増やしていこうと、たつの市が三世代同居に対応した住宅改修工事への補助金制度を創設した。
 キッチンや浴室、トイレ、玄関のいずれかの増設で、兵庫県の住宅改修業者登録制度に登録している事業者と契約する工事が対象。西播磨地域では神河町に次いで2例目の制度。
 補助対象者は、①改修住宅で10年以上三世代同居を継続する、②小学生以下の子(妊娠中の子を含む)の三親等以内の直系親族で、当該子と同居中か改修後に同居予定、③同居者全員が市に納付すべき税を滞納していない、④住宅所有者以外が改修する場合は10年以上の貸借期間を確保し、所有者から改修に同意を得る─の4要件を満たしていなければならない。また補助対象住宅は、一戸建てで耐震対応であることなどが条件。
  補助金額は100〜150万円の工事に対して80万円、150〜200万円には120万円、200〜250万円には150万円と、段階毎に約3分の2相当額となるよう固定。ただし、100万円未満は対象外、400万円以上は一律270万円としている。市は初年度約820万円の予算を確保している。
 希望者は改修工事の着手前に申請が必要。問い合わせは市まちづくり推進課(電話0791-64-3167)。

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