【姫路市】書写の里・美術工芸館で夏休みミュージアム 日本が誇る漆芸作家、江藤雄造さんの金継ぎ体験も

食・遊・学

 郷土出身の元東大寺別当(華厳宗管長)清水公照の作品や姫路の伝統工芸品、昔懐かしい郷土玩具などを展示する姫路市書写の里・美術工芸館(同市書写)で、夏季特別展「夏休み子どもミュージアム─江藤雄造さんと漆であそぼう─」が7月6日から9月1日まで開催される。
 館蔵品と地元在住漆芸作家がコラボする特別展のシリーズ11回目となる今回は、伝統的な蒔絵技術を学び、新たな漆の可能性にチャレンジする江藤雄造さんをクローズアップ。幸運や金運を象徴する金魚をアクリルやガラスに漆で描いた作品が、姫路自慢の工芸品とあわせて館内で泳ぎまわる。
 会期中は江藤さん本人も館内イベントに登場。7月15日14時〜「漆のおはなし会」(定員50人)、8月18日10時〜・13時〜・15時〜「雄造さんとお絵かきしよう」(各回10人、参加費1,000円)を実施するほか、7月20日9時30分〜・12時30分〜・15時〜は、欠けたり割れたりした食器などが、オリジナルに生まれ変わる「金継ぎ体験教室」(各回10人、同5,000円)も予定。
 日本が誇る「漆工芸」について家族みんなで学びに出かけよう。
 月曜休館(休日除く)。入館料は一般500円、高大生300円、小中学生70円。問い合わせは電話079-267-0301。

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