新進気鋭の人気ピアニスト・反田恭平さん(29)が来年2月18日、自身の管弦楽団とともに来姫し、アクリエひめじ大ホール(姫路市神屋町)で「反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ コンサートツアー2024」を開く。
反田さんは2021年に「ショパン国際ピアノ・コンクール」に出場、実に半世紀ぶりに日本人歴代最高の第2位に輝いた。現在はウィーンを拠点に国内外で演奏活動を行っており、「最もチケットがとれないピアニスト」と言われている。
18年には自ら管弦楽団「ジャパン・ナショナル・オーケストラ」を創設。才能ある音楽家が演奏や勉強に集中できるよう経済的に支えたいという思いから、21年にオーケストラそのものを日本で初めて株式会社化。現在は奈良市に拠点を置いて演奏活動を行なっている。
当日は15時開演。プログラムは、モーツァルト「歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲」「ピアノ協奏曲第20番ニ短調」、プーランク「ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲『オーバード』」、ラヴェル「クープランの墓」の4曲。
チケット(全席指定、未就学児入場不可)はS席7千円、A席6千円、25歳以下は各半額で、パルナソスホール(同市辻井)と姫路キャスパホール(同市西駅前町)、アクリエひめじで10月19日(友の会は17日)に発売。パルナソスとキャスパホールは、当日11時から電話受付も対応するほか、市文化国際交流財団チケットオンラインやローソンチケット(Lコード:52101)でも受け付けている。問い合わせは同財団(電話079-297-1141)。