虹技、高強度の新素材開発

経済・企業

マンホール蓋やプレス金型など鋳物大手の虹技(姫路市大津区勘兵衛町、山本幹雄社長)は、素材となる球状黒鉛鋳鉄(FCD)の含有する黒鉛量を少なくすることで強度を世界最高水準まで引き上げた低炭素FCDの開発に成功したと発表した。
独自研究で組成時の合金元素濃度を抑えて溶湯処理を最適化したことで、一般的なFCDをしのぐヤング率(伸びの弾性率)と疲労強度を実現したという。
必要な関連特許をすでに取得しており、現在は実用化に向けて鋳造テストを実施中。自動車や産業機械などの幅広い部品で性能向上や軽量・コンパクト化を求める取引先に提案していく。

関連記事

おすすめ記事

ランキング

  1. 1

    【姫路市】令和5年 姫路市長選挙 開票速報(23時10分現在)開票率15.62%

  2. 2

    【姫路市】門前商店街「三十軒長屋」も魅力満載、平成中村座の姫路城公演

  3. 3

    たつの市 大規模商業施設に期待 山陽道龍野IC周辺、竹中土木で区画整理

新着記事

  1. 【姫路市】62年目の姫路市児童合唱団 愛知の友好団と演奏会

  2. 播磨時報2025年3月21日

  3. 【佐用町】因幡街道随一の宿場町として栄えた町並みや利神城跡を散策 6月29日、佐用町の「道の駅 宿場町ひらふく」

TOP