加西老人クラブが“長寿の秘訣”を冊子に

文化・歴史

「健康長寿の道しるべ」を作成した山下会長(左)と吉田顧問

加西市老人クラブ連合会は、同市の100歳以上人口が1千人当たり約1.2人と北播地域の他市より0.2〜0.5ポイント高いことに着目、市内高齢者に健康長寿の秘訣を聞き取りなどした結果を冊子「健康長寿の道しるべ」としてまとめた。
昨年10月から70歳以上の市民120人に面談するかアンケート用紙を配布し、好きな食べ物や生活面での心がけ、現在の楽しみなどを調査。回答の傾向を分類して、「3食欠かさず栄養バランスのとれた食事」や「仲間との運動習慣」「プラス志向」など24の秘訣を導き出した。
それぞれの秘訣には「私の健康法」と題して、回答者のコメントを実名で紹介。24番目の秘訣「家族の支え」では、100歳と106歳の女性が孫やひ孫への感謝の言葉を寄せている。
編集責任者で同会顧問の吉田廣さんは「会員の協力で、具体的で分かりやすい内容に仕上がった」、山下光昭会長は「人生100年時代。定年後の人生をどう下山していくか、若い人にも参考にしてもらいたい」と話している。
A4判36ページ。550部を作成し、市内公民館や老人クラブなどに配布した。

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