姫路市南東部の白浜海岸で10月18日(土)・19日(日)、25日(土)・26日(日)の4日間(10時~17時)、関西では初めてとなる「秋の潮干狩り」が開催されることになった。姫路市漁業協同組合白浜支所潮干狩り部会の主催。
同部会では、組合員の高齢化やコロナ禍のため8年間休止していた白浜海岸の潮干狩りを若手組合員が中心となって今年4月に復活。期間中は4千人もの人々が同海岸を訪れて貝拾いを楽しんだ。このことが追い風となり、春から初夏の行楽シーズンに限られてきた潮干狩りをさらに秋にも楽しめるように企画した。担当者によると、近年の気候の変化により海水温が上がり、秋でもアサリやハマグリ、マテ貝といった潮干狩りの定番の貝類が十分に採れるのだという。

潮干狩りを楽しむ子どもたち「©2025 Kota Suezawa」
入浜料は大人2,000円、小人1,500円。期間中は、2人1組で制限時間5分間に採れた貝の量で競い合う「潮干狩りチャンピオンシップ」を実施。優勝者には豪華賞品を贈るほか、エントリーした全員に参加賞も用意する(エントリーには入浜券が必要)。4日間とも、午前の部(予選11:00〜、決勝11:30〜、表彰 11:45〜)と午後の部(予選14:00〜、決勝14:30〜、表彰14:45〜)の2回行うことにしている。ほかにも小学生以下を対象に、特別な貝殻を見つけて景品と交換する宝探しイベントも実施予定。
同部会は「潮干狩りを春だけの行楽から秋の新しい風物詩に進化させたい」と意気込んでいる。<2025/09/19>