グローリーがベトナムにソフト開発会社 海外市場でDXを加速

経済・企業

 通貨処理機最大手グローリー(姫路市下手野)は、海外市場向け通貨処理機の遠隔監視と店舗DXを支援するデジタルサービス「UBIQULAR(ユビキュラー)」などのソフトウェアを開発する現地法人「グローリー・ソフトウェア・ベトナム」(清水忠社長)をベトナムに設立した。同社の100%出資で、資本金は200億ドン(約1億1200万円)。
 現在、海外の金融市場とリテール市場では、通貨処理機をIoT化して稼働状況や現金在高を遠隔監視するとともに、収集したデータを分析・活用することで、迅速な保守対応や最適な資金管理を実現する「ユビキュラー」のニーズが高まっている。今後、同サービスのさらなる機能拡張や使い易さ向上を加速させるため、ソフトウェア開発会社では同社初となるアジア現地法人を設けることとしたもの。
 設立先は、高度人材の供給事情や人件費などを中国、インドなどと比較検討した結果、同国を選んだという。拠点は同国の産業の中心地の一つ、ダナン市に置いている。

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