瀬戸内海を臨む赤穂市御崎地区の県立都市公園「赤穂海浜公園」で、新たにグランピング施設が誕生した。リニューアルは1997年の開場以来、初めてのことで、公益財団法人兵庫県園芸・公園協会を代表とするコンソーシアムが今春から20年間の契約で公園の指定管理者になったことで実現した大規模投資だ。
場所は、公園南西にある甲子園球場2つ分の広さのオートキャンプ場。もともと、ソロやグループなど、あらゆるスタイルに対応可能な約80のキャンプサイトを有していたが、今回、ドッグラン付きで愛犬と泊まれるドッグヴィラ4棟(うち2棟は専用サウナ設置)と夜景を一望できるドームテント6棟を新設してさらに充実。同時にコテージ9棟を改装した。料金はドッグ1万6千円〜、ドーム1万2千円〜、コテージ8700円〜。
また、地元人気店から仕入れた新鮮食材をはじめ、ここでしか味わえない絶品バーベキュー(別料金)を用意、冷蔵庫内にはアルコールやソフトドリンクを豊富に揃えてすべて無料サービスとした。

ドームテントの室内
公園内にはゴーカートなどアトラクションや木製アスレチック、テニスコートなど遊び場が揃っており、同協会は「行楽の秋なので、子どもから大人まで心ゆくまでアウトドア体験を楽しんで」と話している。電話0791-45-0811。<2025/10/14>

ヴィラのドッグラン