1974年創刊の少女まんが雑誌「花とゆめ」の創刊50年を祝う特別展「花とゆめ展in姫路」が、9月15日まで姫路文学館(姫路市山野井町)で開催中。これまで東京と京都を巡回し、姫路の後は熊本や広島にも巡回する予定という。
同展は「パーティー」をキーワードに、「ガラスの仮面」の美内すずえさんや「アラベスク」の山岸涼子さん、「スケバン刑事」の故和田慎二さん、「パタリロ!」の魔夜峰央さんなど74人の作家の原画約200点を中心にラフ資料や付録を展示しているほか、作家の仕事場の再現コーナーを設けている。
また、金色の等身大パタリロ像が置かれたおみくじコーナーや、現在も同誌で連載中のキャラクター等身大パネルが並ぶフォトスポットも登場。来場者には出品作品のイラストが描かれたサンキューカードをプレゼントし、懐かしい表紙や付録などを紹介した公式図録など各種グッズも販売している。

キャラクターパネルが並ぶ写真撮影スポット
観覧料は一般1200円、大学生・高校生700円、中学・小学生340円。「花とゆめ展」のロゴ入りピンクのポーチと「ガラスの仮面」「フルーツバスケット」「暁のヨナ」のイラスト入りチケットファイルが付いてくるグッズ付観覧券(4200円、一般券のみ有効)もある。「『花とゆめ』の歴史を世代を超えて楽しんでほしい」と同館担当者。問い合わせは電話079-293-8228。