討ち入り姿の女人義士たちが赤穂城内をパレード、「春の義士祭」4月13日に開催

文化・歴史

 女性が討ち入り姿に身をまとい、勇ましく赤穂城内をパレードする「春の義士祭」が4月13日に催される。
 忠臣蔵のストーリーに感銘を受けた地元女性たちの「私も義士行列に参加したい」との声を受け、赤穂大石神社が2004年から始めた行事。大石内蔵助ら忠義の士に扮した女性たちが義士のまちを練り歩く。
 午前11時からの祭典と正式参拝に続き、正午過ぎから拝殿前で上仮屋獅子舞や関西福祉大の吹奏楽団などが演舞と演奏を奉納。境内で奉祝の剣道大会、体育館で弓道大会も行われ、参道沿いにはキッチンカーや飲食ブースも出店する。
 女人義士のパレードは13時に境内を出発し、途中、参加団体が大手門内側の番所跡休憩所前や本丸跡天守台前で演舞を披露。また、かつて赤穂市特産の塩を城に献上したことにちなんで「御塩道中」を再現、女人義士が小袋入りの赤穂塩を観覧者にふるまう(数量限定)。クライマックスは15時ごろ、本丸跡で勝ちどきを上げて終幕を迎える。
 また、今回初めての試みとして、前日12日には前夜祭を実施。16時からの音楽イベント、17時30分からの和太鼓演奏に続き、19時からランタン50個とキャンドル100個が境内で灯される。それぞれに願い事を書き記せるようになっており、ランタン1個2,500円、キャンドル1本1,500円で、7日まで参加者を募っている。申し込みは同神社(℡0791-42-2054)。

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