福崎町の出身で、日本民俗学の父と称される柳田國男(1875-1962)の生誕150年を祝い、兵庫県立歴史博物館(姫路市本町)で9月20日13時半〜16時、記念シンポジウム「柳田國男と妖怪」が開かれる。
柳田研究の第一人者であり、同町立柳田國男・松岡家記念館顧問を務める東京学芸大学名誉教授の石井正己氏と、柳田もキャラクターとして登場する「帝都フォークロア・コレクターズ」など妖怪を題材とした数多くの小説を著している峰守ひろかず氏らが登壇し、柳田の学問の中での妖怪研究の意味を改めて問い直す。
講演は3本立て。石井氏が「柳田國男と播磨の怪談」、同館学芸課長の香川雅信氏が「『妖怪名彙』のコナキジジ」、峰守氏が「創作の中の柳田國男」の演題で話す。また、最後に3人がパネルディスカッションで意見交換する。
聴講無料、定員100人。往復ハガキか同館ホームページの専用フォーム(https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1752900742305)で9月8日までに申し込む。<2025/08/27>